wpm計測
本サイトでは、wpm計測は次のように行われます。
1. 問題を選ぶ
2. 表示された英文をできるだけ速く読む
3. 理解度チェックに解答する
4. 測定結果が表示される
※「2. 表示された英文をできるだけ速く読む」の時間のみ計測され、wpmが算出されます。
※本サイトはPC専用です。スマートフォンではうまく作動しません。
wpmを計測するには、以下のいずれかの問題をクリックしてください。
問題(出典) | 種別 | ワード数 | 目安レベル |
---|---|---|---|
2012年センター試験(第6問) | セ | 614 | 高3以上 |
2010年センター試験(第6問) | セ | 653 | 高3以上 |
‘Hello Kitty’ film aims for early ’19 release | オ | 247 | 高3以上 |
2014年第2回英検準2級(5B) | 検 | 316 | 高1〜2 |
The Winning Equation | オ | 384 | 全学年 |
※注記
上表において、セ=センター試験、検=英検、オ=オーセンティックな英文。オーセンティックとは、学習者向けに作られた教材ではなく、英語圏のニュースなど「生の英文」のことです。オーセンティックな英文においては、「3. 理解度チェックに解答する」はありません。
本サイトでは問題の解説は行っていません。下記のサイトなどで、元の英文および問題を閲覧できます。
目標とすべきwpm
wpm(words per minute)とは、一分間に読んだ語数を表します。
岩城禮三によれば、各教育段階における読解速度(wpm)の目標値および文章の理解度は次のようになっています(「精読と速読」『英語教育』9月号、大修館書店、1980年、pp.21−23)。
- 中学校:100wpm
- 高等学校:150wpm
- 大学:200wpm
- 文章の理解度:70%
センター試験の英語(筆記)を例にとってwpmについて考えてみましょう。ここでは、例として2014年センター試験の英語(筆記)を取り上げます。総語数は約4200語で、試験時間は80分、問題数(マーク数)は55問でした。
wpm | 全部読むのにかかる時間 | 解答時間 |
---|---|---|
150 | 28分 | 52分 |
100 | 42分 | 38分 |
50 | 84分 | -4分 |
150wpmで読めれば、余裕をもって問題を解いたり、解答を見直したりできるでしょう。反対に、50wpmで読めば、問題をすべて読むことさえできません。時間の限られた試験において、読解速度が重要であることが分かります。
教育関係者の方々へ
本サイトに関するご意見は"x623.hm(あっと)gmail.com"(あっとを@)までお願いいたします。
たとえば、想定される問題点として次のようなものがあります。
- 採用する英文は適当であるか?
- 理解度を測る問題は妥当であるか?
- 目標値は150wpmで良いか?
これらを含め、本サイトに関する問題に関するご指摘、文献紹介、改善策などを上記メールアドレスにてお待ちしております。